History 綿花の頂点と言われる西印度諸島産シーアイランドコットン(海島綿)は、カリブ海地域の4か国という限られた地域に生育する超長綿。一般的に高級綿とされる超長綿の収穫量は、全綿花のわずか1.7%ですが、海島綿はその超長綿全体の中でも0.01%の収穫量しかない、奇跡のコットンです。 Quolity 超長綿とは、繊維が長い綿のこと。繊維が長いと糸に加工する際、少ない本数で撚ることができるため、コットンとは思えないほどソフトでなめらかな風合いが生まれます。西印度諸島産シーアイランドコットンは、「絹のような光沢とカシミヤの肌触り」と言われます。 Sustainable U.S. Cotton Trust Protocolに加盟しており、栽培環境、栽培方法においてサステナブルな取り組みを行っています。
アメリカンシーアイランドコットンとは
英国の王侯貴族が門外不出とした最高級コットンが100年ぶりに復活
海島綿は、長い期間の品種改良を経て、今から200年前にアメリカで栽培に成功しますが、害虫による被害により全滅。その歴史は1922年に途絶えました。
その後100年。メキシコ州立大学の試験農場での試験栽培を経て、2017年についに海島綿の遺伝子を受けつぐコットンが誕生しました。これが「アメリカンシーアイランドコットン」です。絹のような光沢とカシミヤの肌触り
ほかにも、独特の油脂分や反射率による光沢や、吸湿性・保温性など多くの優れた特徴を持ち、上品な美しさと機能を兼ね備えた、まさに奇跡の名にふさわしい魅力を持つ高級綿です。生産農家、環境への配慮